2020/03/02 16:14
こんにちは、デカフェロースターです♪
前の記事の続きです。初めての方は是非ご覧になってください。
今回は、自律神経失調症になって起こった症状のうち、「めまい・ふらつき」を紹介していきます。(ついでにおさまった「吐き気」と「どうしようもない倦怠感」もこれで何とかなりました)
〜起こった症状〜
- めまい・ふらつき
- 吐き気
- どうしようもない倦怠感
- 胃腸の慢性的な不調
- 激しい乗り物酔い
- 動くものが見られない
- 音や光に超敏感に
- ブルーライト酔い
- カフェイン過敏症
- アルコール耐性ほぼ0
- 先端恐怖症
- コミュニケーションをとりたくない
- 広場恐怖
- 引きこもり
1. めまい・ふらつき
●どんな症状だったか?
発作が起きたのは突然だったのですが、前兆はその数年前から続いていました。
外を歩いているとき、「何だか体が傾いている気がするなぁ・・・」くらいな感じです。(友達と話してると、実は結構これを感じてる人って多いんですよね。。。汗)
最初は、貧血だと思いずっと見過ごしていたのですが、これがおそらく最初期段階でのヤバいぞセンサーなんだと思います。(個人の体験に基づく見解です)
この頃は仕事でも終電が当たり前、クライアントとの対応で精神的にも肉体的にも結構きつい日々が続いていましたので、これも大きな要因なのかもしれません。
ハッキリとした発作が起こったのはその数年後ですが、軽度かつ一時的な「めまい・ふらつき」が大事件につながるとは思いもせず・・・。
どうぞ読者のみなさんも、この症状が起きたら無視しないでください。黄色ランプが点滅しています。全てが一変してしまいますので、要注意です。
●対応のアドバイス
①適切な専門医を厳選する
めまい・ふらつきが起こる場合は、いくつか種類があります。中には脳腫瘍・脳出血など、命に関わる場合がありますので、至急病院で正確な診断をしてもらってください。また、メニエールなどの耳が原因のこともあり得ます。
しかしながら、私と似たような背景でなった方はおそらく「脳はきれいですねぇ・・。原因がわからないです。不定愁訴ですね。」と言われてしまうかもしれません。
どの科にかかっても「わからないです」の連続で、行き着く先は精神科、心療内科でしょう。
ここで注意ですが、
”自律神経失調症”、もしくは”パニック障害”かもしれないと思った場合は、心療内科ではなく、精神科を探してください!そして、精神科の中でも、医師がその領域で専門医であることを確認してください!!(ココ大事です!)
実は、心療内科の看板って誰でも簡単に出せるんです。素人がインターネットで情報を調べたのに毛が生えたようなものだと思っています。(怒られそうですが・・・)
私はまさにこれに当たってしまい、治らないどころか悪化する、しまいには根性論を説かれる・・・といった有様でした。(医師が直感で信頼できる人!って思えることもすごい大事ですね・・・)
HPの医師プロフィールに「〜学会 所属」みたいな記載だけの医師は、避ける方が無難だと考えます。
病院に一度かかって、かつ、お仕事を休むなんてことになると、いろんな人が関わってきちゃいます。そんな中で、途中で主治医を変えるのはかなりの労力を要します。ただでさえ辛い状況の中なので、できれば最初に厳選しましょう。
②薬は素直に続けること
こうして、精神科にたどり着いた場合、ほとんどは抗不安薬という自律神経を調整する薬を処方されます。
自律神経失調症は未だに発症のメカニズムが不詳ですが、自律神経のうち交感神経か副交感神経のどちらかを制御する因子がバグってOn Offできなくなっている状況なのです。(体の信号機がずっと青になっちゃって、寝ても覚めても全力疾走しちゃう感じですね。)
抗不安薬はその因子を補ってあげるものなので、直接的に自律神経の調整に効くのです。
ただし、漠然とした精神患者のイメージや、副作用の情報を知っていたりすると、
「え、抗不安薬?精神系の薬って中毒になったりしそうで怖い・・・。」と抵抗感を持つ方も多いのだと思います。
私も物凄く抵抗感を持っていました。そしてそれは結果的に事態を悪化させるのでした。
自律神経失調症は、放っておくと段階的に悪化していきます。
自分の場合、
平衡感覚がないので歩くのが辛い&そもそも酔って気持ち悪い
↓
次、いつ発作が出るだろうと神経質になり、人とのすれ違うとき、車のそばが怖くなる
↓
だんだんと人混みや車道・歩道に出るのことに抵抗感が生まれる
↓
引きこもることしかできなくなる
↓
運動不足で筋肉ガタ落ち。本当に何もできなくなる。
こんな感じです。
まずは対処療法でもイイので、普通に生活できることが大事なんです!
(というのもの自律神経失調症はいずれまた回復してくれるからです)
気がついたら「あ、そういえば薬飲むの忘れてたなぁ」と思えるような状態になります(経験談)。そしたら事態悪化させるよりもよっぽどラッキーですよね。
私は随分と遠回りしてしまいましたが、ぜひこの経験を役立ててもらえると嬉しいです♪
今回はメジャーとされる西洋医学での対処法がメインでしたが、馬鹿にもできないものですのでご参考にしていただけたら幸いです。
そんな傍で頑張っているデカフェロースターにも覗いていただけると励みになります♪
カフェインを徹底的に取り除けていることを、自分の体で臨床試験(?)しながら確認していますので、昼も夜も安心してコーヒーを楽しんでいただけると思います♪
(Decaf Roaster オフィシャルHP)