2020/03/12 08:42
今日からはコーヒーの豆知識を紹介していきますよ♪
よければご覧くださいませ〜!
コメントもいただけたらすごくすごく嬉しいです♪
最近聴くようになったデカフェ・・・それ何ですか??
という方も多いと思うんですよね。
似た言葉にも、カフェインレスやノンカフェインもありますよね。
両方ともカフェインが少ないことを指しているのですが、微妙に違います。
この違いって何でしょう??
正解はこちら!
●デカフェ ( Decaf )
元々カフェインを含んでいる原料から、カフェインを取り除いて減らしたもののことを指します。
Deとは、”脱”という意味です。カフェイン(Caf)を脱(De)したのがデカフェです。
正確にはカフェインが含まれているのですが、ヨーロッパではデカフェに一定の規格が設けられており、カフェイン含量がコーヒー豆中の0.2%以下をデカフェとしています。
つまり、99.8%以上取り除いたものをデカフェとしています。
実は日本での規格は定められておらず、まだまだ認知が低い現状なんです。
●カフェインレス
元々カフェインが少し含まれている飲み物のことを言います。
カフェインレスって英語っぽいのですが、実は和製英語で日本でしか使われていません。
海外のスタバでカフェインレスといっても通じないんですね。
こちらは逆に日本で規格が定められており、
全国公正取引協議会連合会が定めた規約に準じて「カフェインを90%以上取り除いた」ものを指しています。
●ノンカフェイン
元々カフェインが含まれていない飲み物のことを言います。
コーヒー豆には原料の段階でカフェインが含まれていますので、基本的にはノンカフェインのコーヒーはありません。
最近は、タンポポの根や大豆などを利用してコーヒーっぽく焙煎しているノンカフェインの商品があります。
ウンチクになってしまいますが、栽培の段階でノンカフェインのコーヒー豆を遺伝子組換えで作ろう!
という取り組みはずっと前からありますが、なかなかうまくいかないのが現状です。
日常では特に使い分ける必要もないと思うんですけど、カフェイン過敏症でありカフェインコンサルタント(勝手に自称してみました笑)である私にとっては重大なことなんですね〜!
私みたいに敏感な人は、少しのカフェインがQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を変えていきますからね!
日本はまだまだカフェインの歴史が浅くて、自分で焙煎していないお店とかですと、ボンヤリとしたイメージでデカフェ、カフェインレスを使っているので、名前がそうだからといっても信用できなかったりです。
欧米では、朝にはレギュラーコーヒーを、午後〜夜にはデカフェコーヒーを、とライフスタイルに合わせて飲み分けるのが一般的なんですね。
というのもあちらの方々はカフェインにそこまで強くないんです。
日本人はお茶を小さい頃から飲みますよね。だからカフェインに多少耐性があることが多いんです。
でも、だんだんと交感神経を活発化させるものが多くなってきたせいで日本人もカフェイン過敏になってきている現状なのかもしれませんね。
さて、今後のデカフェはどんな進化をしていくのでしょう♪
次回は、どうやってデカフェにできるのか?といことを紹介して行きます!
皆さんも、日本の常識を一緒に変えていきましょう♪
デカフェロースターより♪
(デカフェロースター Official ホームページ)