2020/03/29 20:04
関東では、蒸し暑かったお昼から、雪が降りそうな気候に急変化していますよ〜!
みなさん、体調は大丈夫ですか???
今日は、久しぶりに自律神経失調症のことについて綴ろうと思います。
というのも、私自身、進捗があったんです!
初めての方は、ぜひこちらもご覧ください。
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久しぶりに健康診断を受けたんですが、その際にたまたま受けた検査が、見事にビンゴしたんです。
その検査は、
「甲状腺検査」
専門分野なので、またまた張り切って説明させていただきます!!
TSH、FT3、FT4という項目を血液検査で確認します。
FT3とFT4は、甲状腺のホルモンです。
そしてTSHとは、甲状腺を刺激するためのホルモンです。
どんな働きをしてくれるのかすっごい簡単にいうと、
FT3/ FT4は、体のエネルギーを代謝してくれる役割を担ってくれています。
そして、TSHは、甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンがたくさん出るようにする役割を担ってくれています。
つまり、
TSHとFT3/FT4は、均衡状態にあるんですね。
FT3/FT4が丁度良くなるようにTSHの量が調整されるんです。
では、私がどんな結果だったのかというと、
・FT3/FT4が基準値の3倍以上
・TSHが限りなく0に近い
という状態でした。
これはどんな感じかイメージで言うと、
エネルギーの放出が暴走状態で、コントロールのできていないスーパーサイヤー人って言う感じです!(わかる人にはわかると信じて・・笑)
FT3/ FT4が高くてエネルギー暴走している状態を、止めるためにTSHを0にして、刺激を抑えようとしている。というわけです。
この状態を「甲状腺機能亢進症」
逆パターンを「甲状腺機能低下症」
といいますが、よくバセドウ病とも言われたりしています。
そして厄介なのは、この甲状腺は自律神経をコントロールする、脳下垂体とリンクしているのです。
甲状腺機能亢進症になる
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エネルギー暴走状態なので、多汗症・倦怠感・パニック・動機・手足が震える・慢性的な胃腸障害
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神経も過敏になる
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脳下垂体も慢性的に狂っていき、自律神経のコントールが不能に
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自律神経が狂って、めまい・ふらつき・神経過敏・吐き気
となるケース。
また、逆のパターンもありえて、
別の原因で脳下垂体が狂って、それで甲状腺のコントロールができなくなるケース。
前者のケースだと、結果的に症状は同じなのですが、甲状腺を先に治療することで、自律神経失調症の症状を抑えることができる可能性があります!!
つまり抗不安薬やSSR Iなどの薬なしで治せる可能性もあります!
ちょっと今回、たまたま見つかって驚きだったのですが、完治への可能性が見えて光が差し込んできて、うれしかったです!
みなさんもまだお試しされていなければ、ぜひ検査してみてください。
お家にいることの多い今日この頃ですが、みなさんもどうかお元気で♪
デカフェロースター より
(Official ホームページ)